1961-04-21 第38回国会 衆議院 運輸委員会 第25号
○石井説明員 そうでございます。
○石井説明員 そうでございます。
○石井説明員 伊豆急行鉄道株式会社は免許いたしましたのが昭和三十四年の二月でございまして、工事に着手いたしましたのが三十五年の一月に着手しております。そして工事施行の認可にあたって工事竣工期限として当方で指定いたしましたのは、三十六年、今年の十二月二十三日ということで工事施行を認可しております。ただいまのお話で無理な工期じゃないかというようなお話がございましたが、この点につきましては、どこの鉄道もそうでございますけれども
○石井説明員 伊豆急行の東町トンネルの落盤事故につきまして、今までわかっております概要について御報告申し上げます。 発生しましたのが十六日の午後の二時半でございます。正確な時間はわかりません。場所は、伊豆急行鉄道が建設中でございますが、これの大体まん中ごろの東町トンネルの建設現場でございまして、崩壊しました地点は——この東町トンネルは、延長三百十八メートルでございますが、このトンネルの伊東側の入口
○石井説明員 国鉄の混雑を当然予想しながら、これ以上中央線の混雑をひどくさせるといいますことは、われわれとしては、運輸行政上、通勤、通学も見てやらなければならない立場にありますので、より以上困難になるということを推定予想しながら、直ちに処擬するというようなことは、できかねるのじゃないかと思います。
○石井説明員 許可できないということじゃございませんので、今直ちにあそこに多くの人をぶつけられたら、国鉄自身が大へんなことになるから、国鉄が増強して、それを受け入れられる状態になる見通しを立てて処置したい、こう申し上げておるのであります。許可しないということではございませんと申し上げたのでございます。
○石井説明員 今のお話でございますが、御承知のように、ことしの一月、二月に、国鉄は中央線が大へん混雑をいたしまして、国鉄としては、ただいま大臣が申し上げましたように、中央線の混雑緩和のために、現在中野まで複々線になっておりまして、中野から先は複線だけでございます。そうして中野−三鷹間の線路の余裕がないために、大混雑を起こしたような状況でございます。それを大臣が話しましたように、この夏から工事を始めまして
○説明員(石井健君) 踏切の問題につきましては毎国会非常な問題になっておったのでございますが、自来建設省との間にお互いに私の方もまた建設省の方でもいろいろな主張がございまして、その主張が合わないという点がございましてずっとおくれていて、御迷惑をかけているのでございますが、最近に至りまして建設省との間に踏切の立体交差化、踏切道そのものの改造、それからもう一つ問題になります踏切り保安施設の整備、こういうことにつきまして
○石井説明員 免許を受けて、しかも着手しない、完成しないというものも、相当あるのでございますが、これにつきましては、大正あるいは昭和の時代に一時鉄道ブームというような状況がありまして、その際免許されたところが、引き続き満州事変、支那事変で資材の手当が十分にいかないという状況のもとに、着工の延期の申請を続けてきて戦争に入ったという状態で長引いたものが、古いものについては多いはずでございます。これにつきましても
○石井説明員 ただいまの、長い間未処理のまま鉄道監督局で保留しておった件についてでありますが、鉄道、軌道の免許と申しますことは、国民の福祉に非常に影響が多いのでありまして、また、一たん免許されたものは、われわれとしてはぜひ開通していただかなければならぬ。たとえて申しますと、鉄道の沿線が、一たん免許になりますと、その土地が当然上がってくる。しかも、その土地の値を上げただけで、着工しないでほっておかれるということでありますと
○石井説明員 最初私ども、踏み切りと申しますか、立体交差と申しますか、踏み切りの保安施設を改善するための費用として予算の要求は出したのでございますが、全体の財政の規模の関係で受け入れられなかったのでございます。あと、個々の会社につきましてどういうことになっているかということは、私はっきり承知しておりませんが、ただ、国鉄の五カ年計画におきましては、はっきりした数字は承知しておりませんが、踏み切りの立体交差化
○石井説明員 自動車につきましては、運輸省では自動車局でやっているのでございますが、自動車局の掌握できる自動車と申しますのは、営業用の自動車、バス、それから営業用のトラック、ハイヤー、タクシーでございますが、これにつきましては、踏み切りの一たん停止、その他特に目立つ事故のあるたびに警告を出しまして、励行を奨励しているような状態でございます。その他の一般用のいわゆる自家用と申します車両につきましては、
○石井説明員 踏み切り事故に関連いたしまして、立体交差化について運輸省としてはどう考えているかという御質問だと思いますが、その前に、現有の鉄道事故と躍み切り事故の趨勢を申し上げましてからお答えしたいと思います。 現在、鉄道事故と申しますのは、踏み切り事故を含めて私ども鉄道事故と考えておりますが、この鉄道事故の内訳を、鉄道側の責任による鉄道事故と、踏み切り障害による鉄道事故とに分けて考えますと、年々鉄道
○説明員(石井健君) 現場の各駅ごとにはしょっちゅう話し合いをして、現場同士の対策をやっておるはずでありますが、幹部同士の話し合いということは、今までなかったように記憶しております。
○説明員(石井健君) 運輸大臣の諮問機関の都市交通対策審議会というのがございまして、今申されたようなことは、大体都市交通対策審議会にお願いしまして、諮問しまして、その答申に基づいてやっておるような状況でございます。さしあたってのことを申し上げますと、都市交通審議会は、三十一年に通勤通学輸送に対する対策について答申しまして、その中で主として力を入れておりますのが、環状線の中は国鉄はもう増強の余地がないのだから
○説明員(石井健君) 私鉄関係の通勤通学輸送の現状について申し上げたいと思います。 通勤通学の定期客が年々七%ないし一〇%伸びておりますということは、ただいま国鉄からお話のあった通りでございまして、私鉄についても、輸送需要の伸びは同じようなものだとお考えになってけっこうだと思います。ただ、これは関西の私鉄もそうでございますが、私鉄各社は、三十二年以来、輸送力増強の五カ年計画を立てさせまして、大体毎年約一
○石井説明員 先ほど井岡先生の御質問、私どもとしましては、通勤輸送が楽になるかどうかという御質問だと思っておりましたので、ああいうように申し上げましたが、東京都につきましては、先ほど申し上げました五路線だけをやったんでは改善はされ得ない、現状を続けるだけだということで、五路線の追加を含めて都市交通審議会にも御審議をお願いいたしまして、おそらく五路線の——百八キロでございますが、それの何割増しかの新しい
○石井説明員 どれだけ緩和されるかという計算は、私の方もまだ詳しくやっておりませんが、私どもとしまして、今申し上げました線は、緩和するということじゃなくて、現在増加している輸送需要を、少なくとも現在のままの状態でやっていくだけの、最小のつもりで計画しております。
○石井説明員 ただいま関谷先生からお話のありましたことに関連しまして、三十六年度の地下鉄関係の資金計画が一応決定いたしておりますが、これにつきまして私どもの考えを一応申し述べたいと思います。 ただいまお話に相なりましたように、政府資金二百二十四億ということで、総工事量が三百四十億、こういうことが三大都市の内容でありますが、そのうち工事量だけを取り上げて参りますと、交通営団が百八十億の工事量、東京都
○石井説明員 建設省と話し合っておりますが、大体基本的なことつきましては、非常に昔からの問題で、そう急にはできかねると思います。しかしできるだけ早い機会に基本的な問題につきましても、両者の話し合いができるように努力したいと思います。さしあたっての問題につきましては、池下から先をどうするかということでございますが、この点につきましては、池下から先の方は、道路面を掘っていくという工法ではございませんで、
○石井説明員 運賃の点について申し上げたいと思います。運賃につきましては、建前上企業体別に運賃を作っておりますが、その間当然、東京周辺、大阪周辺ということになりますと、同一とまではいきませんが、相当同じ方針で、大体似たようなところに落ちつくようなつもりで研究しております。たとえて申し上げますと、東京都内で申し上げますと、一キロ当たりが一番近いところでございますが、国鉄のように極端な遠距離逓減法はあれとしましても
○石井説明員 ただいまの環状線の内と外の問題につきましては、ちょっと具体的な話になりますが、今回の地下鉄の建設計画につきましては地下鉄は全部外に出て、直接に郊外私鉄と連絡するような計画になっておりますし、将来地下鉄綱の追加があるといたしましても、とりあえずはそれでやるであろう。あるいは部分的には、現在新宿から荻窪に出ておりますが、あるいは先ほどの、交通調整法とは離れて営団が荻窪まで行くような計画になっておりますので
○説明員(石井健君) 玉川線につきまして、ただいま四号線というふうにおっしゃいましたが、これは都市計画の地下鉄とは関係なしに、現在の玉川線が御承知の通り道路の上を走って、非常に道路交通を阻害するという非難が非常に強いので、これにかわりまして道路とは関係なしに、二子玉川までやろうという鉄道でございまして、これにつきましては、先ほど官房長が申し上げましたように、三軒茶屋までは地下をもぐっていく、そうして
○説明員(石井健君) ただいまの大臣からのお話につきまして若干補足して申し上げたいと思います。先生のおっしゃる通り、山手線でとまっている私鉄を、東京の都心まで持ってくるということがわれわれの考えている一番根本的なことでございまして、現在東京都が実施しております第一号線というのが、川向こうの押上から浅草に出まして、銀座の東を経て、最後には五反田から馬込の方に行くような路線になっております。そして途中泉岳寺
○石井説明員 昨年の路面交通部会の中間結論と申しますのは、路面電車の将来をどうするかにつきまして七回か八回御検討願った結果、大体撤去する方向に持っていくべきであるというような結論でございまして、ただどの線どの線というようなことは検討の対象になっておらなかったと思います。
○石井説明員 その点につきまして、その後都市交通審議会を開いてないということではございませんので、その後大阪市のことにつきまして検討していただきましたし、現在におきましては、東京都の路面交通問題について御検討を願っておるわけでございまして、路面交通につきましては昨年の七月に中間的な結論をいただいておりますし、そしてまた一昨年から引き続き名古屋の交通について検討をしていただいておりまして、大体毎月名古屋
○石井説明員 都市交通審議会の答申が出ましたのは昭和三十一年八月でございまして、当時オリンピックの話も、そういう若手のうわさはあったかもしれませんが、確定的なことはございませんでした。その前提で考えておりますし、また当時都市交通審議会がいろいろ計画を立てました根本は、当時の、昭和三十年ごろの首都圏整備委員会で作りました東京都の将来人口をもとにして考えておったわけでございまして、それをもとにして結論を
○石井説明員 そういうバス、特にバスと市内路面電車でもそうですが、これらの運賃につきましていろいろどっちでも乗りかえられるような制度ができぬものかということを一応研究はいたしましたか、今のところ法律体系が違うので、工合が悪いだろうということを考えております。
○石井説明員 東京をやって大阪をやって、名古屋をやるというふうにあれしましたが、私どもといたしましては、都市によって順位はきめているわけではございません。ただ都市交通解議会に諮問を発するときに、各委員さんの御都合その他で、同時に諮問をしますと、内容がごっちゃになることがございますので、順々にやっていきたいと思うわけでございますけれども、緊急であるということは私ども十分存じておりますから、できるだけ足並
○石井説明員 ただいまの御質問でございますが、大阪の現在の地下鉄の計画は、三十三年の初めに都市交通審議会の答申をいただきまして、それと都市計画審議会と両方の計画を合わせまして決定したはずであります。ただその当時参考にしました人口その他の伸びをただいま比較する材料がないものでございますから、今すぐどうとは申し上げかねますが、東京につきましては、都市交通審議会、それから都市計画審議会の計画が決定したのが
○石井説明員 ただいまおっしゃる通りでございまして、今度の生麦の事故でも、二百三十メートルくらいのところで制動の処置をとったけれども、自動車を突っかけてさらに七十メートルまで行った。私鉄関係におきましては大体三百五、六十メートルが制動の基準というふうに考えておるわけであります。そしてなお踏み切りというものの立場上、私どもとしましては、踏み切りには、通過するときは人は立ち入ってもらわないという建前をとっております
○石井説明員 お答えいたします。ただいまお話の事故件数及び死傷件数につきまして、私どもが前に運輸委員会に申し上げました数字と違うのでございますが、おそらくこれは東京都管内の数字じゃないかと拝察するのでございます。東京都管内の数字だといたしますと、御承知のように国鉄は山手線と中央線、それから京浜線はほとんど高架になっております関係で、踏み切りの絶対数が国鉄は非常に少ないのでありまして、一方私鉄の方におきましては
○石井説明員 ただいまお話の点は、私どもが各私鉄に示しております踏み切り等保安設備設置基準に入っておりますので、この点に関しまして、基準に入っているものは早急に基準適当の保安設備をするように従来とも指導してきたのでありますが、会社の内容から申しまして、ほかにももっと危険なところが多いというふうな観点から、今まで保安設備なしで、今回のような事態に立ち至ったような次第であります。と申しますのは、あの踏み
○石井説明員 ただいまの短絡線のことでございますが、短絡線につきましては、私どもとしましては、今まで中川駅で乗りかえないと名古屋へ行けないという状態を、大阪から名古屋へ乗りかえなしで行けるためにゲージといいますが、レールの幅を広げる工事の一環としまして短絡線をやったのでありますが、あれにつきましては、サービスの向上になると考えまして、われわれとしても喜んでおる次第でございます。ただ、その工事の場所につきましては
○石井説明員 国鉄につきましては私御返答申し上げられないのでございますが、近鉄に関しましては、これを機会に、従来復旧と申しますと原形に復旧するというのが通俗のやり方でございますが、原形以上にかさ上げした改良をして復旧をしたいという希望を持っておりまして、その資金計画もしておりますので、その部面について開銀その他と交渉をいたしまして、その希望に沿うように援助していきたいと考えております。
○石井説明員 最近までの情勢を申し上げたいと思います。大体現在締め切りが終わって排水に従事しているそうでございますが、排水が終わりましてから九日か十日で開通する。従いまして、排水の完了予定が二十四日と承っておりますから、十二月の二日ないし三日に開通すると承知しております。国鉄の関西線も近鉄も同じでございます。
○石井説明員 おっしゃる通りでございます。今度の近鉄と名鉄の復旧につきましても、原形復旧以上に高くしたいという結論を出していますが、私どももそれに基づきまして検討しております。
○石井説明員 ただいまの御質疑につきまして、現在不通個所は、お話にありましたように、近鉄線の蟹江—桑名間、名鉄線の常滑線の聚楽園—柴田間、それから同じく名鉄の尾西線と申しますか、弥富から津島の間、そのうち比較的早く見通しがつきかけておりますのは、常滑線でございます。これにつきましては、上野地区の締め切り工事が終わりまして、七日に排水を始めたという話でございますから、これが大体終わるのが十日間と見まして
○石井説明員 今次の災害の私鉄関係の不通個所は、近鉄の名古屋線の桑名—蟹江間十四キロでございます。それから、名古屋鉄道が常滑線の柴田—聚楽園間三・一キロで、尾西線津島—弥富間八・二キロが現在不通になっております。開通の見込みを申し上げますと、これも、結局国鉄が申しましたと同じようなことでございますが、名古屋鉄道の常滑線の方は、天白川の南の上野地区という地区の締め切りと関係がございまして、大体これは締